Amkorの鉱物調達に関するステートメント
紛争地域および高リスク地域(CAHRA)で採掘された紛争鉱物の精錬、取引、取扱いおよび輸出に関連する可能性のある重大な悪影響のリスクを認識し、Amkor Technology, Inc.は人権を尊重し、紛争に直接加担しない責任があることを自覚しており、世界中の拠点で使用される紛争鉱物およびコバルトについて責任をもって調達するための行動を取ることを約束します。
現在米国と欧州連合の法律によって定義されている紛争鉱物には、スズ(Tin)、タンタル(Tantalum)、タングステン(Tungsten)および金(Gold)(通称3TG)が含まれています。CAHRAsとは、破綻国家、人権侵害を含む国際法の広域かつ組織的な違反が存在するなど、健全な統治や安全性が認められないまたは低いことが判明している地域に加え、武力紛争状態にある地域、不安定な紛争後の地域を言います。
私たちのコミットメント
Amkorは、責任ある紛争鉱物およびコバルトの調達というそのコミットメントの一環として、以下のような措置を講じております。
- 国際的な規範と基準に基づいた社会、環境、倫理的な業界基準であるResponsible Business Alliance Code of Conduct(以下、RBAコード)を遵守するよう設計された業務慣行を確立し維持すること。RBAコードにコミットする参加者は、これをサプライチェーン全体の取り組みとして捉えること。
- CAHRAsで採掘される紛争鉱物およびコバルトについて、責任ある調達を率先して支援するよう努力すること
- CAHRAsから当社へ提供される紛争鉱物およびコバルトに対して、責任を持って調達するという認識をサプライヤーに対して伝えること
- 経済協力開発機構(OECD)の「紛争地域および高リスク地域からの鉱物の責任あるサプライチェーンのためのデューデリジェンス・ガイダンス」に基づき、当社サプライチェーン内で適切な評価を実施すること。
- 責任ある鉱物保証プロセス(RMAP)に参加すること。これは、企業がサプライチェーンにおいて、責任ある方法で調達された紛争鉱物やコバルトについて、十分な情報を得た上で選択することを支援する世界的に認められたプログラムです。
未来に向けて
将来的には、政府規制の制定やAmkorの利害関係者からの新たな要望により、紛争鉱物やコバルトに加え、他の鉱物も責任ある調達の対象となる可能性があります。これらの要件を満たすため、適切な措置を講じていくこと。